ICT 油圧ショベル ZAXIS135USX スムーズに意のままに、 高精度に図面を再現。
ICT 油圧ショベル ZAXIS135USX スムーズに意のままに、 高精度に図面を再現。

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これからの施工現場の主役を担う
ICT油圧ショベル
新型ZAXIS 135USX誕生!

日立建機の制御技術を集約したマシンコントロール技術により
オペレータの技量をサポートしながら、
高精度な作業を実現。知的な操作を求められる操作空間は、
スマートフォン感覚で扱えるタッチパネルディスプレイにより、
オペレータの要求にスピーディに応えることができます。

Solution Linkage Assist

システムに登録した施工図面に沿って掘削を行うZAXIS135USXは
独自のマシンコントロール技術により、オペレータの操作をアシスト。
13 t クラスと後方超小旋回を活かし、土木工事に加え、宅地造成、
下水道工事、圃場整備など、より狭小な現場でお客様の工事を支援します。

Solution Linkage Assist

ICT油圧ショベルが実現する
生産性向上と安定した品質。

衛星からの位置情報をもとに掘削面を認識する3Dシステム、
オペレータが基準を設定する2Dシステムのいずれかを用いることで、
オペレータの技量に左右されることなく安定した品質を実現します。

3Dシステム 3D設計データに基づいて、フロント操作を独自のマシンコントロール技術(MC)により施工を実施。または、モニタや音による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。衛星測位および姿勢センサによる機械の位置・姿勢情報を必要とします。
2Dシステム 施工目標に基づいて、フロント操作を独自のマシンコントロール技術(MC)により施工を実施。または、モニタや音による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。姿勢センサによる機械の姿勢情報と、モニタから施工目標の入力を必要とします。
3Dシステム
3D設計データに基づいて、フロント操作を独自のマシンコントロール技術(MC)により施工を実施。または、モニタや音による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。衛星測位および姿勢センサによる機械の位置・姿勢情報を必要とします。 3D設計データ必要 丁張り大幅削減
位置情報により掘削面を認識
3Dシステム
施工目標に基づいて、フロント操作を独自のマシンコントロール技術(MC)により施工を実施。または、モニタや音による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。姿勢センサによる機械の姿勢情報と、モニタから施工目標の入力を必要とします。 3D設計データ不要 丁張りを利用
オペレータが基準を認識し設定

高い作業精度で繰返し作業を削減

従来施工では工程を繰返しながら調整する必要がありましたが、ICT油圧ショベルの高い
作業精度がその作業を削減します。

生産性を高める日立建機の技術

掘り過ぎ防止機能 施工目標面の掘り過ぎを気にせず
    スムーズな掘削が可能 フロントを操作した際、バケットの先端が施工目標面に沿って、掘り過ぎないよう制御します。さらに、ブーム下げ操作を複合することで、バケットが施工目標面を沿うように手前まで引くことができます。この機能により、施工目標面を掘り過ぎることなく効率的な掘削が可能になります。
バケット角度保持モード 複雑な操作なしで法面などを仕上げ可能 バケット操作を気にすることなく、角度を一定に保つことができるので、アームとブーム下げの操作のみで法面などを仕上げることができます。
3Dシステム

施工目標面の掘り過ぎを気にせず
スムーズな掘削が可能

フロントを操作した際、バケットの先端が施工目標面に沿って、掘り過ぎないよう制御します。さらに、ブーム下げ操作を複合することで、バケットが施工目標面を沿うように手前まで引くことができます。この機能により、施工目標面を掘り過ぎることなく効率的な掘削が可能になります。
位置情報により掘削面を認識
3Dシステム

複雑な操作なしで法面などを仕上げ可能

バケット操作を気にすることなく、角度を一定に保つことができるので、アームとブーム下げの操作のみで法面などを仕上げることができます。
オペレータが基準を認識し設定
Operability

感覚に寄り添い、応える“操作性の日立”。

繊細かつダイナミック。
HIOS Ⅳ油圧システムにより、ZAXIS135USXは優れた操作性と機敏さを得ました。
マシンコントロール非作動の現場においても、オペレータの意思に柔軟に応え、高いパフォーマンスを発揮します。

「操作性の日立」を裏付ける
優れた油圧システム

レスポンスよく動くフロント、数ミリのレベルで操作できるバケットのつめ先など、低燃費を実現しつつ高性能を発揮する、日立らしい「操作性」を最新の油圧システムが支えています。

油圧の最適な分配で、スムーズな
動きを実現する「HIOS Ⅳシステム」
新型ZAXISでは、さらなる低燃費を実現するために、レバー操作量に応じて積極的にポンプ流量を制御する「HIOS Ⅳシステム」を採用しました。2つのポンプそれぞれの電磁弁は、オペレータのレバーの操作に応じて自動制御されます。たとえば、ハーフレバー操作時は、出力を比較的必要としない部位の油量を削減しつつ、アクチュエータの油量は一定量を確保。これにより、繊細かつ機敏に動かすことができます。
掘削増速システム
アーム引きスピードアップに貢献。掘削時のアームスピードを増速させるため、アームシリンダに、ポンプからだけでなくブームボトムからも圧油を合流させます。
高圧時再生キャンセル機構
掘削力アップに貢献。アームロッド側の圧油を、ポンプに戻さずアームボトム側に循環(再生)すると、引きの動作は速くなりますが、力が出ません。そこで高負荷時は、再生を自動でキャンセルし、掘削力を高めます。
ブーム再生システム
アームスピードアップに貢献。ブーム下げ動作時にブームシリンダ内の圧油の循環(再生)を実施します。ポンプからの圧油をすべてアームに使うことで、ブームを下げながらアームを操作する複合動作が速くなります。
重作業用の「HPモード」を追加
3タイプのパワーモードを用意しました。新たな重作業用「HPモード」と、作業量を重視した「PWRモード」、燃費を抑える「ECOモード」により現場に応じた使い分けが可能です。
<注>HPモードの使用は初期設定が必要です。
詳しくは取扱説明書をご覧ください。
アンチドリフト機構
バケット位置の固定に貢献。バケットに荷を積んだまま待機していても、アンチドリフト弁の働きでバケットの位置を保持します。
走行制御
負荷のかかる走行などで、自動的にエンジン回転を上げ、走行力を高めます。 登坂時においてもパワフルな登坂が可能です。
※マシンコントロール作動時は、上記一部の機能がキャンセルされます。

標準機を超える現場適応力

狭い現場での作業性
標準機(ZX120-6)の生産性に7 tクラス(ZX70-3)より小さな後方旋回性能を併せ持ち、後端を気にする狭い現場でパフォーマンスを発揮します。また、機体後部がクローラからはみ出す量が少ないため、旋回時における接触のリスクを軽減します。
ワイドな作業範囲
標準機(ZX120-6)を上回るワイドな作業範囲。作業に要するスペースが標準機と比べて小さいので、スペースの限られた都市部での解体現場で高い作業性を発揮します。
優れた安定性
安定性を高めるため、後方超小旋回型専用に質量を加えたカウンタウエイトを採用しました。
重いアタッチメント装着時でも安定した作業をこなせます。
Solution Linkage Assist

ICT施工現場に対応できる
スマートフォン感覚の
タッチパネルディスプレイ

10.1インチタッチパネルディスプレイにより操作性と表示内容の視認性が向上!

1ライトバー

目標高さとバケットつめ先位置の距離関係を
ゲージと色で表示します。

2テキストリボン

ガイダンスに関する数値情報を表示します。
■ バケット爪先の切盛量
■ バケット爪先位置(2D)
■ バケット情報
■ 車体傾斜角度
■ 座標距離(3D)
■ 3D精度(3D)

3作業画面設定

各画面分割の設定・表示するビューの割当設定ができます。

4ショートカットバー

各作業モード切替えや基準点などの設定を簡単に行えます。

5システム設定

システム設定で設定できる項目となります。

6作業設定

掘削など作業に関する設定が行えます。

7ガイダンスバー

ショートカットボタンから作業設定を簡単に行えます。

8マシンコントロール表示

マシンコントロールの有効 /無効状態を
表示します。

スマホ感覚で見やすいポジションに

Comfort

状況把握が容易な快適な運転空間。

必要な情報がすぐにわかり、長時間操作でも疲れにくい運転空間を
実現しました。

オペレータを保護し、広々とした
「ROPS対応*CRES Vキャブ」

転倒時保護構造ROPS規格(ISO12117-2)や労働安全衛生法ヘッドガード基準に適合しています。足回りが広い設計となっており、ゆったりとしたスペースで快適に作業できます。
* 機種の仕様によっては、ROPS規格に適合しない場合があります。

さまざまな機械情報にアクセスできる、
大型の「マルチファンクションモニタ」
大型カラー液晶の採用で、太陽光の下でもさらに見やすく。右前側のキャブのピラーに設置し、作業中の視界を妨げないサイズに収めました。手元のマルチファンクションコントローラのダイヤルを回すと次々と情報が表示され、広い視野角の後方カメラは、カウンタウエイトのほぼ真下まで確認することができます。
ロックレバー(ニュートラルエンジンスタート機構)
ロックレバーが完全にロックしていないとエンジンが始動できないニュートラルエンジンスタート機構を採用。レバーに触れていることに気づかずエンジンを始動して、急に機械が動いてしまうことを防ぎます。
ユーザビリティに特化した数々の機能
操作性だけでなく、利便性も追求したキャビンにはLEDルームランプや数々の機能的収納スペースがあり、さらなる快適性を追求いたしました。
Efficiency

環境性能とテクノロジーが高度に
融合した低燃費エンジン。

環境意識の高まりの中、低燃費であることと環境に有効なクリーンな排出ガスはこれからの建機にもかかせない命題となります。
日立建機はここにNOxを削減する「尿素SCRシステム」や
数々のテクノロジーを用い、高次元な環境性能と
低燃費の融合という答えを提示します。

NOxを大幅削減する「尿素SCRシステム」
環境規制が強まるなか、NOxを削減する「尿素SCRシステム」は、次世代のディーゼルエンジンに必須のシステムです。エンジンからの排出ガスは、連結パイプ内で噴射された尿素水(アンモニア)と混じり合い、SCR触媒で無害な水と窒素に還元され、クリーンな排出ガスとなります。
マフラフィルタレスで、メンテナンスが容易
従来機で使用していたマフラフィルタ(PM除去フィルタ) を廃止しました。マフラフィルタの定期的な清掃や交換が不要となり長期的な保守管理費用の低減につながります。
尿素水の残量はモニタで確認可能
尿素水の残量は、燃料とともにマルチモニタでいつでも確認できます。作業の状況に合わせて、事前に補給することが可能です。なお尿素SCRシステムは、作業中も性能を保つための再生制御が自動で働き、NOx削減の効果を持続します。
さまざまな省エネ機構により、低燃費に貢献
従来機から多くの省エネ機能を採用し、優れた環境性能を誇るZAXISシリーズ。高いレベルでランニングコストを抑え、CO2を削減する、最新式のシステムや構造を備えています。
「HIOS Ⅳシステム」
低燃費と高出力化に貢献。2つのポンプそれぞれに電磁弁を追加しました。きめ細かい流量制御ができるようになり、エンジンへの負担を軽減できます。右の図は、ハーフレバー時のポンプ流量を示しています。HIOS Ⅳは、同じ操作を少ない流量で行うことができ、省エネ運転に貢献しています。
大容量クールドEGRシステム
NOx低減に貢献。排出ガスの一部を冷やしてエンジンに戻し、含まれていた大気汚染物質を再燃焼して低減します。
コモンレール式燃料噴射システム
PM低減および高出力化と低燃費に貢献。燃料の量や噴射タイミングを電子制御します。 燃料を超高圧で噴射し、最も効率のよい燃焼が可能です。
可変式ターボチャージャ
NOxおよびPM低減に貢献。エンジン回転数に応じ、羽根の角度を変えて送り込む空気量を調節。燃料の不完全燃焼を低減します。低回転時から高いブースト圧を供給できるので燃料の不完全燃焼を低減します。
オートアイドリングストップ
低燃費に貢献。ロックレバーを上げた状態にし、操作レバーを中立にすると、マルチファンクションモニタで設定した時間が経過した後、エンジンがアイドリング回転となり、やがて停止します。
アイソクロナス制御
低燃費に貢献。限度以上の高負荷時に、エンジンの回転数を一定に制御することで、空吹かしを防ぎます。

Solution Linkage Assist

3D/2D選べる日立建機の
ICT施工システム

工事規模や工種を考慮し、3D/2Dそれぞれのシステムを用意しました。
2Dから3Dへのアップグレードもでき、お客様の装備状況に柔軟に対応。

3Dマシンコントロール 衛星測位および姿勢センサによる機械の位置・姿勢情報と、施工目標の3D設計データに基づいて、機械のフロントをリアルタイムに半自動制御し施工を行うシステムです。
2Dマシンコントロール 姿勢センサによる機械の姿勢情報と、モニタから入力した施工目標に基づいて、機械のフロントをリアルタイムに半自動制御し施工を行うシステムです。3D機能専用機器の装備によりアップグレードも可能。

3Dマシンコントロール

衛星測位および姿勢センサによる機械の位置・姿勢情報と、施工目標の3D設計データに基づいて、機械のフロントをリアルタイムに半自動制御し施工を行うシステムです。

フロント姿勢センサ ×3
(ブーム、アーム、バケット)油圧ショベルのブーム、アーム、バケットなどに装備し、それぞれの角度を測定。
車体姿勢センサ
(MGコントローラ)油圧ショベルの車体本体に装備し、傾きを測定。
タッチパネルディスプレイ
10.1インチサイズの視認性と操作性に優れたタッチパネルディスプレイ。
補正情報受信機3D機能専用機器
基地局からの補正情報を受信。
GNSS受信機3D機能専用機器
油圧ショベルの3次元位置や向きを
リアルタイムに測定。
通信端末
携帯データ通信、Wi-Fiを利用し、重機情報の送信、補正データ、 設計データの受信を行う。
MC用電磁弁ユニットMC機能専用装備
マシンコントロール用の油圧制御機器。

2Dマシンコントロール

姿勢センサによる機械の姿勢情報と、モニタから入力した施工目標に基づいて、機械のフロントをリアルタイムに半自動制御し施工を行うシステムです。3D機能専用機器の装備によりアップグレードも可能。

フロント姿勢センサ ×3
(ブーム、アーム、バケット)油圧ショベルのブーム、アーム、バケットなどに装備し、それぞれの角度を測定。
車体姿勢センサ
(MGコントローラ)油圧ショベルの車体本体に装備し、傾きを測定。
タッチパネルディスプレイ
10.1インチサイズの視認性と操作性に優れたタッチパネルディスプレイ。
通信端末
携帯データ通信、Wi-Fiを利用し、重機情報の送信、補正データ、 設計データの受信を行う。
MC用電磁弁ユニットMC機能専用装備
マシンコントロール用の油圧制御機器。

Easiness

機能維持・長寿命化に直結する、
効率的なメンテナンスを実現。

メンテナンスを確実に行うには、その作業が容易にできることも重要です。
かける時間が短く、安全に、しっかり整備できる。
それが機能維持と長寿命化につながります。

より点検しやすくなった「大型エンジンカバー」
後処理装置周辺も含め、広範囲に大きく開くことができるエンジンカバーを採用。マフラ周辺の清掃作業などがさらに容易になっています。カバーはセパレート式なので、開けるときの重さも軽減されています。
補給しやすい位置に設置された
「尿素水タンク」(給水口)
尿素水タンクの給水口を、左側面カバー内に設置。補給時にアクセスしやすい構造となっています。 誤って燃料を給油しないように、通常の太い燃料給油ノズルが入らない、ISO規格の給水口を装着しています。
地上からアクセスできる「集中した点検個所」
「尿素水タンク」(給水口)
各種フィルタを集中配置し、地上から整備しやすくしました。 1.エンジンオイル、2.パイロットフィルタ、3.燃料プレフィルタ、4.燃料メインフィルタ
点検時の転落防止のため、「ハンドレール」を新設
車体上部でメンテナンス作業を行う際、万一の転落事故を防げるようにハンドレールを設置しました。さらに、右側の視認性を高めるためにミラーを新設しました。

定評ある「整備性」は、
5型からそのまま継承

現場目線で改善を重ねてきた装備品を引き続き採用。従来のメンテナンス性を、しっかりと継承しています。

工具なしで作業できる「バッテリディスコネクトスイッチ」