原木のヤードストック量を最大化すべく、積み上げ高さを上げるための油圧ショベルを検討しました。
専用アタッチメントが必須なため、アタッチメントメーカを含め、機械全体を開発し、原木の積上高さ(10m)且つ水平積みを実現しました。また、オペレーターの広い視界性を確保するために、キャブ自体が昇降可能なタイプになっており安全性と生産性の向上及びオペレーターの疲労軽減、運転席への衝突リスク低減にも繋がりました。
日立建機日本には日頃から機械のアフターサービスでお世話になっており、顧客に寄り添った丁寧な仕事に信頼をおいています。
近年の木材価格の変動や、海外からの供給量の影響を受けずに、どのような状況下でもお客様へ製品(木材)を安定して提供するため、原木ヤードのストック量を最大化する必要がありました。
そこで、これまではショベルローダで約6mの高さに原木を積み上げていましたが、約9mの高さまで積み上げることができる油圧ショベルの導入を日立建機日本に相談しました。
開発者と営業に本社工場や鹿島工場を確認してもらいました。
9mの高さまで原木を積み上げるために必要な機械の選定や、水平積みを可能にする専用アタッチメントの開発、木材落下防止機構の設計など、機械に対する様々な要望をお伝えしました。
また、安全性向上のため、運転席からの広い視界性を確保する必要があり、細部まで要望をお伝えし何度も打合せを重ねました。
現場を何度も確認させていただき、お客様のご要望に沿った最適な機械の検討を進めました。
原木の積上高さ(9m)と水平積みを実現するために、海外で稼働する林業機械について様々な調査を行いました。その情報をもとに、アタッチメントメーカとも相談を重ねながら、アタッチメントの形状含めた機械全体の設計・開発を行いました。
また、オペレーターの広い視界性を確保するために、運転席を昇降可能にすることで、安全性と生産性の双方の向上を図りました。
お客様や関係会社と共に様々な課題を解決し、ご要望に沿った新しい機械を設計・開発できたと考えております。
要望以上の機械になったと感じています。
当初は原木を9mの高さまで積み上げられたらと考えていましたが、約10mの高さまで積み上げることが可能となり、原木ヤードを最大限有効活用することができています。
また、運転席を昇降させる事が可能なので、上向き姿勢での作業が減り、オペレーターの疲労軽減にも繋がりました。万が一原木が落下した際も、運転席への衝突リスクが低く、安心して作業できるようになりました。
今後も新しい課題が見つかった際は、日立建機日本に相談し、共に解決していける関係を継続していきたいと考えています。
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