これまでスクラップの荷降ろし作業は、クレーンにて実施。クレーン作業より更に効率を上げるべく油圧ショベルを検討しました。
ロングフロントによる作業範囲の確保と、油圧ショベルの特性を活かしたスムーズな動作により効率向上を図ると共に、ハイポストにする事で広い視界を確保しフロントの作業範囲も拡大させました。キャブへのアクセスに関しても、お客様のご要望に合わせて通路の幅や手摺りの高さなどを変更し、高所でのメンテナンスがやり易い様になっています。
日立建機日本には以前から購入やアフターサービスでお世話になっており、我々に寄り添った対応をして貰える点に信頼をおいています。
当社は、顧客である鉄鋼メーカーより製品(鋼材)と原料(鉄・スクラップ)の荷役を請け負っています。
原料の荷役に関しては、以前はクレーンを使用し、船からの荷揚げ作業や構内でのハンドリング作業などを行っていましたが、クレーンでの作業に非効率性を感じ、さらなる作業効率向上と安全性の確保ができないかと考え、油圧ショベルの導入を日立建機日本に相談しました。
ハンドリング作業では、油圧ショベルの作業範囲や処理量も重要ですが、大量の資材を安全に処理するためにはオペレーターの視界を広く確保する事が非常に重要でした。そのため、生産性・安全性の双方の向上に繋がるよう、ハイポストの高さと運転席の位置について要望をお伝えしました。
また、運転席への昇降時や機械整備時のオペレータの安全も確保するため、安全ステップのレイアウトについても要望をお伝えしました。
現場を確認させていただきながら、お客様が要望されている生産性・安全性の向上をどの様な機械で実現できるか、これまでの実績を基に検討を進め、ハイポスト仕様機を提案させていただきました。
ロングフロントによる作業範囲の確保と、油圧ショベルの特性を活かしたスムーズな動作により生産性向上を図ると共に、ハイポスト仕様機でワイドな視界を確保することで安全性の向上にも繋げました。
高所にあるキャブへのアクセスに関しても、日々、安全・快適に搭乗していただけるよう、お客様のご要望に合わせて通路の幅や手摺りの高さなどを変更しています。
また、高所でのメンテナンスができるようバッテリーカバーを変更、さらに夜間作業を想定し専用の照明灯を追加するなど改善を重ねました。
お客様と共により現場のニーズに寄り添った機械を設計・開発できたと考えております。
クレーンから油圧ショベルに切り替えたことで、生産性と安全性が劇的に向上しました。
油圧ショベルの作業スピードを維持したまま、ロングフロントによる広い作業範囲を確保することで生産性が上がり、さらにハイポストによりオペレーターのワイドな視界を確保することで安全性も向上しました。
現在に到るまで、同仕様の機械を購入していますが、その都度、作業時に発生した課題を仕様に反映していただき、新たな機械へと更新しています。
現在も様々な要望をお伝えしておりますが、日立建機日本は当社の課題に真摯に向き合い、解決策を提案し続けてくれると期待しております。
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