AERIAL ANGLE®︎

(エアリアルアングル)
安全に作業することは、プロジェクトを成功させるために最も重視されることです。潜在的な危険から作業者を守るために、ZAXIS-7シリーズは機体周囲の映像を提供します。キャブのモニタでは、AERIAL ANGLE®カメラシステムを使用した270度の俯瞰映像が確認できます。俯瞰映像と左右後方の各カメラの映像の組み合わせによる4つの表示パターンからお好みの映像を選択できます。さらに、Solution Linkage Work Viewerを活用することで、機体から離れた場所で施工状況の共有化が図れ、生産性の向上に貢献します。

全周囲表示例 AERIAL ANGLE®
全周囲+後方表示例
AERIAL ANGLE® STEP Ⅳ「衝突被害軽減アシスト」

オペレータへ
- 「見せる」機械周囲映像提供(運転席内モニタ)
- 「知らせる」物体検知情報提供(ブザー+モニタ表示)

動作制限
- 「動かさない」検知範囲では、機体動作を制限し始動時の接触事故低減を図ります。
- 「止める」検知範囲では、機体の減速・停止を行い接触事故低減を図ります。

周囲作業者へ
- 「知らせる」機械に近づくと外部ブザーおよび回転灯で警報し退避を促します。
施工映像共有ソリューション Solution Linkage Alert Viewer
Aerial Angle STEP IV 搭載機専用オプション
車載カメラ映像でヒヤリハットをすぐにお知らせ

AERIAL ANGLE® STEP IVの衝突被害軽減システムに連動して、人・物体を検知した場合に、インターネットを介して検知場所、動画をクラウドへアップロードし、事務所にいながらリアルタイムに安全管理ができるソリューションです。
パイロットシャットオフレバー

手首の操作のみで、簡単にパイロットシャットオフレバーのロック/ 解除を行うことが可能です。さらに、操作レバー自動ロック機能により、操作レバーまたは走行ペダルを作動状態のまま、ロックレバーを解除すると、ブザーとともにモニタに誤操作であることを警告し、車体の動作を停止する安全機構を備えています。
レバーパターンの変更

操作レバーの方式をモニタ上で設定可能です。設定したパターンは、アイコンで常時モニタに表示されており、誤操作の低減にも貢献します。
メンテナンス

メンテナンスを確実に行うには、その作業が容易にできることも重要です。
かける時間が短く、安全に、しっかり整備できる。それが機能維持と長寿命化につながります。
メンテナンスが容易なエンジン回り

後処理装置周辺も含め、広範囲に大きく開くことができるエンジンカバーを採用。
マフラ周辺の清掃などの作業をスムーズに行えます。カバーはガスダンパーを採用しているので、開けるときの重さも軽減されています。
地上からアクセスできる「集中した点検箇所」

各種フィルタを集中配置し、地上から整備しやすくしました。
- ① エンジンオイルフィルタ
- ② 燃料メインフィルタ
- ③ 燃料プレフィルタ
- ④ パイロットフィルタ
点検時の転落防止の「ハンドレール」
車体上部でメンテナンス作業を行う際、万一の転落事故を防げるようにハンドレールを設置しました。
予備の尿素水を保管できる「大型工具箱」
ステップの2段目に工具箱を設置。
20L と10L(計30 L)の箱型尿素水を保管できます。

補給しやすい位置に設置された「尿素水タンク」(給水口)

尿素水タンクの給水口を、ステップ1段目に設置。補給時にアクセスしやすい構造となっています。誤って燃料を給油しないように、通常の太い燃料給油ノズルが入らない、給水口を装着しています。
より便利になった「燃料コック」
燃料コックを燃料タンク底からリモート配置し、地上からアクセスしやすい位置に変更しました。燃料ドレンコックを含め、燃料フィルタ交換時などの整備性が向上しました。

- ① 燃料コック
- ② 燃料ドレンコック
清掃しやすいラジエータ周り


粉塵を容易に清掃できるように各種工夫をしています。
LED作業灯


長寿命で省エネ性能に優れるLED ライトを標準化しました。さらに、作業灯スイッチをON 時にエンジンスイッチをOFF にすると、30 秒間ライトが点灯し続け夜間の降車シーンをサポートします。