ロード・ローラーの動力伝達装置、制動装置に関するリコールについて

1. リコール情報

リコール届出番号

3160

リコール開始日

平成25年5月29日

不具合の部位(部品名)

動力伝達装置、制動装置(電磁弁)

不具合の状況

ロード・ローラーに搭載している電磁弁の構成部品であるコイルモールド及び配線の固定方法が不適切なため、コイルモールドが走行中の機械振動によって磨耗する場合がある。そのままの状態で使用を続けると、コイルモールドの磨耗が進行し内部の配線が露出して短絡するため電源ヒューズが切れて電磁弁が作動しなくなる。
リコール対象車両に電磁弁は3個搭載されており、作動しなくなる電磁弁により以下の(1)~(3)の不具合が発生する。

  1. 高低速切換え電磁弁が作動しなくなると、高低速切換えができなくなる。
  2. 中立電磁弁が作動しなくなると、変速機を自動で中立状態にすることができなくなる。
  3. 駐車ブレーキ解除電磁弁が作動しなくなると、走行中・停止中を問わず駐車ブレーキが作動したままとなる。

いずれの電磁弁が短絡しても、電源ヒューズは共通であるため(1)~(3)が同時に発生し、(3)の駐車ブレーキ解除不能によって走行不能となる。

改善措置の内容

全車両、電磁弁の保護カバーに配線を固定し、油圧変速機に配線固定ブラケットを増設して配線コネクタを固定する。また、電磁弁のコイルモールドと保護カバー間にシリコンシーラントを塗布する。

自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置

  • 使用者へ直接電話、またはダイレクトメール等で通知する
  • 自動車分解整備事業者への連絡は、使用者を全て把握しているので、周知のための措置はとらない。
  • 対策完了車については、計器盤左側面にステッカー(No.3160)を貼る。

2. 対象車

対象車
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数 備考
ダイナパック CS125 「CS125」 125-0101 ~ 125-1323
平成11年8月19日 ~ 平成16年8月30日
223台
SB-CS125 125-2324 ~ 125-2441
平成14年10月5日 ~ 平成20年9月20日
112台
住友 SB-M12B0 「HM125H」 125-2382 ~ 125-2429
平成18年10月31日 ~ 平成20年4月11日
6台
日立 KDN-CS125 「CS125-3」 125-3101 ~ 125-3181
平成21年8月4日 ~ 平成24年11月24日
75台
住友 KDN-M12B2 「HM125H-2」 125-3118 ~ 125-3176
平成22年6月21日 ~ 平成24年9月28日
5台
(計5型式) (計4車種) (製作期間の全体の範囲)
平成11年8月19日 ~ 平成24年9月28日
計421台
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