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採石人の森株式会社様

悲願の「オリジナルデザイン重機」を 組織力と対応力で実現

悲願の「オリジナルデザイン重機」を 組織力と対応力で実現

神奈川県海老名市に拠点を置く人の森株式会社は、採石の製造販売業を軸に、土木工事や建築、解体、水の販売や不動産、フィットネスクラブ運営といった事業を幅広く展開しています。その根本にあるのは、「社会と人を豊かにし、地球に調和をもたらす」という一貫した企業理念。より良い未来を目指して邁進する会社に対して、日立建機日本はどのようなサポートを行っているのでしょうか。

日立建機日本が提供する
3つのソリューション

組織力

難題にも決してNOを言わない姿勢

対応力

前例のない重機ラッピングを実現

提案力

使う側がイメージしやすい提案

会社の強み

未来の森づくりにも責任を。目指すは、世界一美しい採石工場

人の森株式会社は「社会のお役に立つ・人のお役に立つ」というミッションのもと、採石の製造販売を中心に、土木工事や建築、解体、水の販売や不動産、さらにはフィットネスクラブの運営と多岐にわたる事業を手がけています。そのすべては地球と人の未来のためだと語るのは、「未来の森を育む部」の「開拓する人(ゼネラルマネージャー)」髙橋賢司さんです。

「私たちが砕石とセットで取り組んでいるのが、砕石跡地の緑化事業。『ここに採石工場があったからこそ、山や地域がこんなに美しくなった』と言われる未来を目指しているんです。今だけでなく、未来の森にまで責任を持つことは私たちの使命。だから採石の生産を行う部署を『未来の森を育む部』と呼びます」

「世界一美しい採石工場を目指しているんです」と語るのは、「未来の森を育む部」の「導く人(バイスマネージャー)」大西慶二さん。

「人の森は、社員一人ひとりの美的感覚をとても大切にしています。社員研修で美術館を訪れたり、社屋にアート作品を飾っていたりするぐらい。美的感覚は、自分が行う仕事の目的と方法を考える時にも必要だと考えています。言われたものをただ作るのではなく、お客さまに喜んでもらうためにどうするか。そのために各自がデザイン的な感性を持って成長していこう、という取り組みです」

華厳工場にある砕石跡地は、約50年前に始めた緑化事業によって緑豊かな山となりました。このほかにも、社員のユニフォームや休憩所の空間など隅々にまで、人の森が大切にしている美的感覚が行き渡っています。

髙橋賢司
ゼネラルマネージャー

大西慶二バイスマネージャー

取引の決め手

日立建機日本で史上初の「重機ラッピング」で、社員の意識改革を実現

人の森と日立建機日本との付き合いは古く、日立建機の創業期(昭和45年)まで遡ります。現在の主力機のひとつになっているのは、超大型油圧ショベルのEX1200-7。操作性の良さや安全性の高さが購入の決め手だったといいます。

そして現在、人の森で稼働しているEX1200-7の最大の特徴は、遠くからでもパッと目をひくオリジナルデザイン。髙橋さんによれば、重機ラッピングにこだわったのは、見た目を美しくするだけではなく、オペレーターの意識改革も狙いの一つでした。

「何種類もあるデザインの中から、オペレーターたちが自分の気に入ったデザインを選ぶことで、『この重機を大切に使わなくちゃ』という意識が生まれました。ワックスをかけてピカピカの状態を維持しようとしたり、車体を少しでも擦らないよう丁寧に扱ったりするようになりましたね」

しかし、重機にオリジナルデザインを施すのは簡単ではありませんでした。営業担当者が「前例がなく、方法を探すところからのスタートだった」と語るように、砕石工場で使われる重機へのデザインは通常の塗装方法ではできません。

「デザイン案そのものは、人の森がグラフィックデザイナーに頼んで作ってもらいました。日立建機日本さんには、そのデザインを重機に施したいという相談をしたんです。でも、2Dで作られたデザインを3Dに……しかも複雑な稼働部がある巨大な重機に施せる方法はすぐに出なかった。難しいお願いだったけど、美的感覚を大事にしている会社だからこそ、どうしても諦められませんでした」

この難題に対して、日立建機日本は誰一人できないと言いませんでした。営業担当者が社内外から情報を集め、全国を探し回ること数カ月、ようやく重機ラッピングを施せる業者を見つけ出すことに成功。何度も打ち合せを重ね、約1年がかりで人の森オリジナルデザインのラッピング重機が完成しました。

今後への期待

ともに地球と人の未来をつくっていくパートナー

社員の美的感覚に重きを置く人の森。日立建機日本は、重機ラッピングという難問を解決することで、人の森が思い描く未来図をひとつ現実にしました。大西さんは、日立建機日本への印象をこう語ります。

「私たちが美しさやデザインを大事にしているように、日立建機日本さんも一つひとつの見せ方がすごく上手な会社だと感じています。パンフレットや営業担当者のプレゼンテーションもそう。使う側がイメージしやすい提案をしてくれますよね。その根っこにある考え方に、共感や信頼を抱いています」

髙橋さんは今までもこれからも、日立建機日本を選ぶ一番の理由は「安心感」だと続けます。

「日頃から丁寧にメンテナンスをしてくれるし、納期もきちんと守ってくれるから、日立建機日本さんとのお付き合いで不安なことはないですよ。トラブルが発生した場合も、その時のベストなアドバイスをくれます。『ちょっと困っているんだけど』という軽い相談でも、すぐに来てくれるから本当に心強いんです。これほど安心感のある会社は、それほど多くないですね」

最後に、大西さんは、人の森が地球と人の未来のためになる事業を展開していく上で、パートナーである日立建機日本との付き合いが続くことを期待します。

「社会情勢も地球環境も目まぐるしく変わる中で、人の森だけが知恵を絞っても解決しないことは山ほどあります。日立建機日本さんのような信頼できるパートナーと協力して、これからの社会問題に答えていかなくちゃ。美しい未来に向かって、燃料の問題といった技術面でのサポートを引き続きしてもらえたらうれしいですね」

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