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レンタル北海産業株式会社様

オリジナルアプリ導入で、 業務効率や顧客との信頼関係がさらにアップ

オリジナルアプリ導入で、 業務効率や顧客との信頼関係がさらにアップ

北海道全域で建設機械、建設機器のリース・レンタルを行っている北海産業株式会社。2021年から日立建機が提供する機械の出入庫点検をサポートするアプリ「ConSite Shot」を導入しています。以降、業務の効率化だけでなく、北海産業のお客様との信頼関係の構築や、社員間の情報共有・コミュニケーション向上にもつながっているといいます。

日立建機日本が提供する
3つのソリューション

対応力

建設機械販売にとどまらない幅広いサービスを提供

営業力

現場のリアルな声に応える的確な提案

技術力

お客様からのフィードバックをスピーディーに反映

導入経緯

ConSite Shotによるデジタル化で、スマートな出入庫管理を実現

昭和38年設立の北海産業株式会社は、北海道苫小牧市に本社を置き、道内の23営業所で事業を展開。北海道全域で建設機械、建設機器のリース・レンタル等の事業を展開しています。

「弊社ではこれまで、リース・レンタルした機械の出入庫管理を、手書きの報告書やデジタルカメラで撮影した写真を用いてアナログな形で管理していたのですが、担当者によって報告書の書き方がバラバラだったり、データの整理・管理が煩雑だったりといった課題を抱えていました。そんなときに日立建機日本の担当者の方から、ConSite Shotを活用してみてはどうか?という提案を受けたんです。2020年ごろのことでした。アプリから手軽に出入庫報告書が作成・管理できると聞いて、最初はこんなに便利なサービスが本当に無料で使えるのかと半信半疑でしたね」

そう語るのは、北海産業苫小牧営業所の田川恒一工場長。同社のDX推進課でICT担当課長も務める田川工場長が中心となり、全営業所でのConSite Shot導入を進めていきました。

「ConSite Shotを最大限効果的に活用するために、まずは約1年、苫小牧営業所で試験運用を行ない、2022年から道内に23カ所ある営業所全てを対象に本格導入しました。全営業所での導入にあたり、日立建機日本さんからいただいた資料をベースに、自社業務フローに沿った社内向けマニュアルを作成し、全営業所に配布。デジタルツールに不慣れなスタッフも多いため、各営業所を回ってオリエンテーションを実施したり、導入の目的や意図を丁寧に説明したり、スタッフへの事前インプットには特に力を入れました」

こうした田川工場長の地道な普及活動の甲斐もあり、2022年のConSite Shotを利用した出入庫点検の件数は約2,000件、2023年には約3,500件と増加していきました。北海産業にConSite Shotの提案を行った日立建機日本の営業担当者も、田川工場長の熱意と尽力を目の当たりにして、導入を全力でサポートしてきました。

「北海産業さんから出入庫管理の大変さを聞いて、ConSite Shotをご提案したのですが、当初は正直ここまで多くの方に使っていただけるとは思っていませんでした。ここまで利用拡大に至ったのも、田川工場長の尽力があったからだと思いますし、私も北海産業の皆さんと一緒に何度も工場で話し合った甲斐がありました。最初は手書きの報告書にこだわっていた人も、今ではConSite Shotが仕事の必需品になっていると聞き、本当にうれしく感じています」

北海産業苫小牧営業所 田川恒一工場長

導入後の変化

業務効率化だけでなく、お客様からの信頼度アップにも寄与

ConSite Shot導入後は、写真付きの出入庫点検報告書を経験やスキルを問わず、どんなスタッフでも即座に作成・保存できるようになったため、出入庫点検作業が標準化され、作業にかける時間も大幅に短縮できるようになったと田川工場長は評価します。

これまではレンタル機の出庫元と返却先が異なる場合、出庫時の状態を確認するには、出庫元の営業所への問い合わせが都度必要でした。さらに長期間出庫していたレンタル機の報告書が書類の山に埋もれるなどして、探し出すのに非常に時間がかかっていたという課題もありました。ConSite Shotの導入によって、これらの業務負荷が大きく軽減し、社内での連携や情報共有もよりスムーズなものになったといいます。

「返却先の営業所で入庫点検作業を完結することが可能になり、大幅に業務が効率化しました。その分、より重要な業務である機械の品質管理に時間をかけることが可能になりましたね」

加えて、ConSite Shotの導入がお客様との請求トラブルの予防や、信頼関係の構築に寄与している面があると恵木寛治専務は語ります。

「機械の返却時に、車体に破損や故障を発見することが時折あります。そんな時に、お客様から『これは最初からあった破損ではないか』と指摘されても、以前の手書きの報告書ではエビデンスとして弱い部分があり、こちらから説得力のある交渉を行うのも難しい部分がありました。ConSite Shot導入後は、機械に破損や故障を発見した際、出庫時の写真をお客様と一緒にすぐ確認できるため、請求内容に対する認識のズレや疑念の解消にもつながり、より透明性の高いお取引ができるようになりました。最近では貸出時よりも綺麗な状態で機械が返却されることも増えてきましたね」

北海産業株式会社 恵木寛治専務

今後への期待

フィードバックをもとに、さらなる機能のアップデートを続けていく

ConSite Shotは導入後も、北海産業からのフィードバックも反映し、日々アップデートを続けています。

「点検項目をシンプルにしてほしい、お客様からのサインをアプリ上でもらえるようにしてほしいなど、担当の方にこちらの要望をお伝えすると、いつも迅速に検討・対応してくれるので本当に助かっています」と田川工場長は語ります。

コロナ禍以前は、北海産業と日立建機日本のサービス員同士による交流も盛んで、機械の修理方法を教え合うといったこともありました。もう一度、こうした交流を復活させて、より2社の連携を深めていくような動きも出てきており、その際にもConSite Shotが“架け橋”的な役割を果たすことが期待されます。

「日立建機日本さんのサービスは提供してそれで終わりではなく、アフターサポートも充実しているところが大きな魅力です。各営業所から集まったフィードバックをもとに、今後も日立建機日本さんと密に連携しながら、ConSite Shotをさらに活用していきたいですね。より多くの領域で業務プロセスを効率化することができると思いますし、機械の品質やお客様へのサービスもますます向上させていけたらと思います」

2024年4月で創業61周年を迎えた北海産業株式会社。創業者である伊藤光雄社長は、ConSite Shotのような新しい取り組みを受け入れたことが、会社の雰囲気の活性化にもつながったと最後に語ってくれました。

「若い世代の社員から年配の社員まで、ConSite Shotのようなツールが全社的に受け入れられたことは大きな収穫でした。社員が主体的にアイデアを出し合い、新しいツールの活用に積極的に取り組んだことで、会社の雰囲気も活性化しました。これからも日立建機日本さんとConSite Shotの力を借りながら、充実したサービスを提供していきたいですね」

左:恵木寛治専務 中央:伊藤光雄社長 右:田川恒一工場長

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