AERIAL ANGLE®︎
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(エアリアルアングル)
安全に作業することは、プロジェクトを成功させるために最も重視されることです。潜在的な危険から作業者を守るために、ZAXIS-7シリーズは機体周囲の映像を提供します。キャブのモニタでは、AERIAL ANGLE®カメラシステムを使用した270度の俯瞰映像が確認できます。俯瞰映像と左右後方の各カメラの映像の組み合わせによる4つの表示パターンからお好みの映像を選択できます。
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全周囲表示例 AERIAL ANGLE®
全周囲+後方表示例
パイロットシャットオフレバー
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手首の操作のみで、簡単にパイロットシャットオフレバーのロック/ 解除を行うことが可能です。さらに、操作レバー自動ロック機能により、操作レバーまたは走行ペダルを作動状態のまま、ロックレバーを解除すると、ブザーとともにモニタに誤操作であることを警告し、車体の動作を停止する安全機構を備えています。
メンテナンス
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メンテナンスを確実に行うには、その作業が容易にできることも重要です。
かける時間が短く、安全に、しっかり整備できる。それが機能維持と長寿命化につながります。
メンテナンスが容易なエンジン回り
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後処理装置周辺も含め、広範囲に大きく開くことができるエンジンカバーを採用。マフラ周辺の清掃などの作業をスムーズに行えます。
地上からアクセスできる「集中した点検箇所」
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各種フィルタを集中配置し、地上から整備しやすくしました。
- ① エンジンオイルフィルタ
- ② パイロットフィルタ
- ③ 燃料プレフィルタ
- ④ 燃料メインフィルタ
点検時の転落防止の「ガードレール」
車体上部でメンテナンス作業を行う際、万一の転落事故を防げるようにハンドレールを設置しました。
工具箱
下部走行体に工具箱を設置しました。
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容量を増加した尿素水タンク
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尿素水タンク容量を16 Lから27 Lへ増加しました。(補給は、燃料を満タン 給油時2回に1回)尿素水タンクの給水口を、左側面カバー内に設置。補給時にアクセスしやすい構造となっています。
より便利になった「燃料コック」
燃料コックを燃料タンク底からリモート配置し、地上からアクセスしやすい位置に変更しました。燃料ドレンコック(機体右前カバー内)を含め、燃料フィルタ交換時などの整備性が向上しました。
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- ① 燃料コック
清掃しやすいラジエータ周り
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粉塵を容易に清掃できるように各種工夫をしています。
LED作業灯
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長寿命で省エネ性能に優れるLED ライトを標準化しました。さらに、作業灯スイッチをON 時にエンジンスイッチをOFF にすると、30 秒間ライトが点灯し続け夜間の降車シーンをサポートします。