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ZX200X-7 FEATURE

新開発のマシンコントロール技術

安定した施工品質を実現

目標面追従制御説明図

自動停止制御

バケットが目標面に近づくと、自動的にブームを停止。
優れた操作性はそのままに、掘り過ぎを防止します。

目標面追従制御

バケットが目標面に追従するようにブームを制御。新開発の油圧制御により、アーム操作のみで熟練オペレータ並みの掘削を実現します。

ブーム下げ自動制御

バケットが目標面に追従しているときにブーム下げ動作を自動制御。
オペレータは、アーム操作のみで足元まで掘削が可能です。


バケット角度保持制御説明図

バケット角度保持制御

モード選択により、目標面の近くでバケット角度を保持するように制御。新開発の制御方式により、アーム操作のみでつめ跡を残さない綺麗な仕上げを実現できます。

アーム速度制御

2種類の掘削モード( 粗掘削/ 仕上げ) により、目標面での掘削速度を自動調整。仕上げモードでは、アームレバーを微操作することなく精度の高い掘削が可能です。

マルチポイント制御

目標面に最も近い点でバケットを制御。
バケットが目標面に正対していなくても掘り過ぎを防止します。


掘削力制御説明図

掘削力制御

バケットが目標面に追従しているときに、掘削反力による機体の浮上がりを自動制御。硬い土壌でもレバー操作を微調整することなく、高精度で力強い掘削ができます。

エリアコントロール NETIS 登録技術 (KT-210004-A)

狭所や障害物のある現場で、予め機械が動かせるエリアをモニタ上で設定できます。フロント、旋回動作時に設定した境界に近づくにつれ、スピードを減速し、オペレータの作業を支援する機能です。設定できるエリアは次の3 種を用意しています。

高さ・深さセッティング画面
高さ・深さ方向を設定し、電線や地面の配管への接触低減に。
旋回角・旋回半径を設定し、掘削・ダンプ積込位置の目安に。
面を設定し、壁際や公道へのはみ出しの予防に。

3Dシステム

3D設計データに基づいて、独⾃のマシンコントロール技術(MC)によりフロントを操作して施⼯を実施し、モニタや⾳による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。衛星測位およびフロント姿勢センサによる機械の位置・姿勢情報を必要とします。

  • 3D設計データ必要
  • 丁張り大幅削減
位置情報により掘削面を認識

2Dシステム

施工目標に基づいて、独自のマシンコントロール技術(MC)によりフロントを操作して施工を実施し、モニタや音による操作をガイドするマシンガイダンス(MG)を提供するシステムです。フロント姿勢センサによる機械の姿勢情報と、モニタから施工目標の入力を必要とします。

  • 3D設計データ不要
  • 丁張りを利用
オペレータが基準を認識し設定

大型タッチパネルディスプレイ

視認性と操作性に優れた10.1インチサイズのタッチパネルディスプレイです。

スマートフォン感覚で見やすいポジションに視点の移動/回転/拡大/縮小できます。

1ライトバー

設定画面
目標面に対する
バケット角度表示例

目標高さとバケットつめ先位置の距離関係をゲージと色で表示します。

設定によっては他の情報も表示できます。

2テキストリボン

ガイダンスに関する数値情報を表示します。

  • つめ先の切盛量
  • アタッチメント角度
  • アタッチメントの傾き
  • 車体傾斜角度
  • GNSS 水平精度
  • 衛星数
  • その他

3作業画面設定

画面分割の設定・表示するビューの割当設定ができます。

1画面表示
2画面表示
3画面表示

4ショートカットバー

各作業モード切替えや基準点などの設定を簡単に行えます。

  • マシンコントロール
  • アタッチメントフォーカス
  • 高さの0セット
  • タッチポイント
  • 機械方向の0セット
  • 点を記録

5システム設定

システム機器の動作に関する設定は、システム設計画面で設定を行えます。

※表示される項目はバージョンやシステムの状態によって変わることがあります。
  • システム状態
  • ライセンス
  • レイアウト
  • ライトバー
  • テキストリボン
  • 暗い背景
  • 重ね合わせ表示機能
  • オングレード範囲
  • 3Dラインガイダンス
  • GNSS補正情報ソース
  • GNSS精度の許容値
  • 単位
  • 増加量
  • ファイル転送
  • 言語設定
  • サウンド
  • 車線ガイダンス

6作業設定

掘削など作業に関する設定は、作業設定画面で設定を行えます。

  • ジョブセットアップ
  • 前後方向の目標勾配
  • 左右方向の目標勾配
  • 高さオフセット
  • 水平ガイダンス
    (設計モードのみ)
  • アタッチメント
  • タッチポイント
    (GNSS 無効のみ)
  • マシンコントロール
  • 高さの0セット
  • 機械方向の0セット
    (GNSS 有効のみ)
  • 測定モード
  • 点を記録
    (GNSS有効のみ)
  • 点へのナビゲート

7ガイダンスバー

ショートカットボタンから作業設定を簡単に行えます。

8マシンコントロール表示

マシンコントロール有効表示

マシンコントロールの有効/無効状態を表示します。

ペイロードチェッカー

オペレータは積込作業をしながら、ダンプトラックに積み込んだ荷重を把握でき、過積載・過少積載などの予防に役立てられます。

自動加算測定

バケット内の荷重を一定時間経過で自動的にダンプトラックの積込値に「加算」する機能です。
積込みの度にボタン操作が不要なため、操作に集中できます。

手動加算測定

バケット内の荷重をその都度、モニタ画面を確認し、問題なければ、「加算」ボタンを押すことで、ダンプトラックの積込値に「加算」する機能です。1回ごとに確認を行うことで、確実な操作を行いたい方向けの機能です。

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環境への配慮と低燃費によるランニングコストの低減

NOxを大幅削減する尿素SCRシステム

環境規制が強まるなか、NOxを削減する「尿素SCRシステム」は、次世代のディーゼルエンジンに必須のシステムです。エンジンからの排出ガスは、連結パイプ内で噴射された尿素水と混じり合い、SCR触媒で無害な水と窒素に還元され、クリーンな排出ガスとなります。

モニタで、尿素水の残量を確認

尿素水の残量は、燃料とともにマルチモニタでいつでも確認できます。作業の状況に合わせて、事前に補給することが可能です。なお尿素SCRシステムは、作業中も性能を保つための再生制御が自動で働き、NOx削減の効果を持続します。

「TRIASⅢ 油圧システム」

高負荷・低負荷時のシーンに応じて、スプール開口とポンプ流量制御弁を適切化し、コントロールバルブからタンクへ戻る作動油量を低減。アクチュエータのスピードはそのままで、エネルギーの適切利用化を実現し、低燃費に貢献しています。
① フルレバー操作時(高負荷)アーム再生流量が減るためポンプ流量を上げ、ZX-6同等の流量を確保。
② フルレバー操作時(軽負荷)アーム引きメータアウト開口制御により、アーム再生流量を活用することで、アクチュエータのスピードはZX-6と同等のまま、ポンプ流量を抑制。
③ ハーフレバー操作時アクチュエータのスピードはZX-6と同等のまま、ポンプ流量を抑制し、油圧のロスを低減。
④レバー中立・微操作時ポンプの最小流量を抑えることで、油圧のロスを低減。

「掘削時第3ポンプ最小傾転固定制御」

バケットクラウド、アームクラウド、ブーム上げ時の低燃費に貢献。アクチュエータが高負荷となる場合、流量が多いポンプを作動させる方がポンプ効率が向上します。掘削時にポンプ圧が高くなった場合は、1つのポンプを無負荷・最小流量に固定し、残りの2つのポンプを高圧、高流量で使用することにより、油圧効率を向上させ、燃費低減に貢献しています。

俊敏な動きとスムーズな操作性

「TRIAS III 油圧システム」

従来機から、さらなる進化を加えたTRIAS III油圧システム。3つのポンプそれぞれに独立した制御をする電磁弁を用い、アクチュエータに応じた油量を調整できます。それぞれの電磁弁は、オペレータのレバーの操作に応じて自動制御されます。たとえば、ハーフレバー操作時は、出力を比較的必要としない部位の油量を削減しつつ、アクチュエータの油量は一定量を確保。これにより、繊細かつ俊敏に動かすことができます。

掘削増速システム

アーム引きスピードアップに貢献。掘削時のアームスピードを増速させるため、 アームシリンダに、ポンプからだけでなくブームロッドからも油を合流させます。

ブーム再生システム

アームスピードアップに貢献。ブーム下げ動作時にブームシリンダ内の圧油の循環 (再生)を実施します。ポンプからの圧油をすべてアームに使うことで、ブームを下げながらアームを操作する複合動作が速くなります。

「アタッチメント/アーム優先:チューニング機能」

アタッチメントとアームを同時に複合操作する際に、優先する側のスピード調整をモニタで設定できます。オペレータは、自分好みのスピードバランスが設定でき、より操作しやすくなります。

ZX200X-7専用オプション

施工映像共有ソリューションSolution Linkage Work Viewer

車体の近くでスマートフォンと車載端末をWi-Fi®で接続して使用※Wi-Fi接続可能範囲(機体周囲約30m)で利用可能

フロントカメラ

スマートフォンから、現在と過去の稼働状況の映像を見ることができ、施工過程の把握にも役立てられます。
本システムは、キャブ前方に装着したフロントカメラ映像と標準のAERIAL ANGLE® の映像を用いることで、360°の周囲映像を記録することができます。
※ お好みに選択した AERIAL ANGLE® モニタ画像と同じ画像が記録されます。無線 LAN の到達範囲や記録時間など制限があります。 本装置は、全稼働状況を記録できるものではありません。機械の可動範囲内でのご使用や、運転をしながらのご使用は事故につながる恐れが あります。

ConSite® Oil

エンジンおよび油圧機器に装着したオイル監視センサで稼働中の機械のオイル状態を監視。
オイルの異常を検知することで、予防保全と機械寿命の延長に貢献します。

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