インタビュー
日本全国のHITACHIの重機を所有されている
皆様からの声を紹介いたします。
安心・安全なライフラインの提供に寄与する日立建機のミニショベルZX40U・ZX50U
北海道帯広市にて水道管・住宅設備などの管工事に日立建機のミニショベルZX40U-5BとZX50U-5Bを活用している昭建設備工業株式会社さま。代表取締役の森房明社長と現場代理人を務める堀合さんにお話を伺いました。
導入の目的
寒冷地ならではの
「凍結深度」が重要な水道管工事
北海道帯広市にて水道管工事・住宅設備工事をメインに事業を展開する昭建設備工業株式会社さま。水道というライフラインを担う重要な業務の中で、地中に水道管を敷設する際の掘削作業にミニショベルを活用しています。
北海道における水道管の敷設作業では、寒冷な土地ならではの気をつけなければいけないポイントがあるといいます。それは水道管を敷設する「深さ」。地表より下の地盤が凍結してしまう深さのことを「凍結深度」といい、凍結深度よりも浅いところに水道管を通してしまうと冬場に凍ってしまい、水道が使用できなくなることも。寒冷地の北海道ではこの凍結深度が本州よりも深く設定されているため、水道管の敷設を行う際はにもより深くまで掘削を行わなければなりません。
昭建設備工業さまはこれまで他社のミニショベルを10年以上に渡り使用していましたが、ショベルの老朽化に伴う買い替えを検討していた時期に、日立建機のミニショベルの存在を知りました。そのきっかけを森社長は次のように語ります。
「私の知人に道内で解体業を営んでいる会社の社長がいまして。その会社では日立建機の機械を複数台導入しており、性能も使い勝手も非常に素晴らしいと太鼓判を押してくれたんです。ちょうど弊社でもミニショベルの買い替えを検討していた時期だったので、それなら一度コンタクトを取ってみようと思ったんです」
導入のポイント
現場オペレーターの声を
可能な限り取り入れる
森社長からのコンタクトを受けた日立建機日本の営業担当者は、まず昭建設備工業さまの現場を視察。現在の使用状況や既存のミニショベルの仕様、「こういう機能が欲しい」といった細かな要望のヒアリングを行いました。ミニショベルを更新するにあたり、森社長が一番重視していたのが実際に現場でショベルを操縦するオペレーターの声でした。
「機械を入れ替えたことで逆に現場での作業がしづらくなったり、操作性が以前よりも悪いなんてことになったりしたら本末転倒です。ミニショベルを操縦するのは私ではないので、一番重視しなければいけないのは実際に現場で操縦するオペレーターの声だろうと考えていました。その点、日立建機日本さんは現場にもよく足を運んでくれて、現場担当者と密なコミュニケーションを取りながら細かな要望を吸い上げてくれた。そうした対応のきめ細やかさは、非常にありがたかったですね」
こうして現場の要望を取り入れながら、ZX40U-5BとZX50U-5Bの導入を本格的に検討を始めた昭建設備工業さま。まずはレンタルリースという形で約1年間現場にて実際に使用した後に、購入に至りました。
(写真:代表取締役 森房明社長)
導入の効果
繊細さとパワーを両立する
抜群の操作性
ZX40U-5BとZX50U-5Bの導入にあたり、現場側の代表者として日立建機日本の営業担当者とコミュニケーションを取ったのが現場代理人を務める堀合さん。実際に日立建機のミニショベルを動かしてみて驚いたのが、その操作性だったと言います。
「ZX40U-5BとZX50U-5Bはいずれも機械の動き方が繊細かつ滑らかで、細かい作業も行いやすいのですが、なおかつしっかりとパワーも両立している。マシンの挙動の繊細さというのは、実は結構難しい部分なんです。感度が鈍いとガチャガチャと粗い動きになってしまいますし、逆に感度が良すぎると、ちょっとレバーに触っただけでマシンがイメージより動きすぎてしまうので。その点、日立建機のミニショベルはイメージ通りの動きをしてくれますし、他のオペレーターからの評判も以前のショベルと比べて抜群に良いですね」
加えて何か要望があったり、トラブルが発生した時など、連絡を入れると、営業担当者がすぐに駆けつけてくれるのもうれしいポイントだったと堀合さんは話します。
「納品ギリギリのタイミングでシートカバーを付けたくなってしまって。駄目もとで日立建機日本さんに相談してみたら、納品までに間に合わせてくれました。ショベルのメンテナンスに使うグリスガンの調子がイマイチなんだよね、とふと話したら、わざわざ現場まで持ってきてくれたことも。そうやって現場にまでしっかり足を運んでくれる姿勢と、細かい要望にも可能な限り応えようとしてくれる姿勢がすごくうれしかったですね」
(写真:現場代理人を務める堀合さん)
将来の展望
1人でも多くの人に
安心・安全な水を届ける一助に
日立建機日本は大きな重機をメインに取り扱っている会社。そのようなイメージを抱いていたという堀合さんですが、ZX40U-5BとZX50U-5Bの2台のミニショベルを導入してからは、そうした印象も大きく変わったといいます。
「ミニショベルのような小型の建機も取り扱っていて、しかも性能も抜群に良いですし、担当者の方の対応も素晴らしい。お付き合いはまだ浅いですが、今のところポジティブなイメージしかないですね(笑)。個人的にはマシンを彩るオレンジのカラーも気に入っています。現場に到着した時に“あそこで作業しているな”とすぐに分かるので。私たちの仕事は水道管という人々のライフラインに携わる仕事。これからも1人でも多くの人に安心・安全な水を届けるために、ZX40U-5BとZX50U-5Bを役立てていきたいと考えています」
北海道という寒冷地ならではの特殊な条件もある中で、「水道」というライフラインを支えるための尽力を続ける昭建設備工業さま。当社もまた「建機」を通じて、北海道の多くの人に安心・安全な水を届けるためのサポートを引き続き行っていきます。