インタビュー
日本全国のHITACHIの重機を所有されている
皆様からの声を紹介いたします。
岡山のおいしい牛乳づくりに
役立つ日立建機のZW40・ZW50
日立建機のホイールローダZW40を導入している、岡山県で酪農業を営む「有限会社 希望園」様の社長、亀井さんにお話を伺いました。
導入の目的
希望園の規模拡大と
作業効率化を図る
希望園様は10ヘクタールの敷地内で成牛2,500頭、子牛500頭合わせて約3,000頭を飼育している。搾乳をメインに行っており、酪農業で重要な堆肥を扱う作業では建機が欠かせない存在となっている。1つの牧場での飼育頭数が日本最大の希望園様。搾乳部門、哺育部門、飼料部門、堆肥部門の部署に分かれてスタッフが作業をしており、飼料と堆肥を扱う作業では建機を使用して行う作業が大半とのこと。その中でも堆肥の運搬や切り返し作業は時間がかかる重労働だが、ホイールローダを使用する事が作業効率の向上に大きく貢献している。希望園様は規模を拡大して4年。「ギガファーム」と呼ばれるほどの牛乳の生産量を誇り、堆肥を扱う作業は到底手作業では担えないため、ホイールローダが貢献している。「酪農や畜産の現場にはホイールローダは必ず必要ですね」と、重要性を高く感じていただいています。
導入のポイント
メンテナンスや修理、
アフターサポートの充実
「以前から日立建機日本さんの修理や整備には定評があり、建設機械の整備を行う会社の社長さんとの繋がりもあったので日立建機さんのホイールローダを使用しています」と語る亀井さん。日立建機への信頼は厚く、今では屋内などの狭い現場で活躍するZW40、ZW50、大型ながら低燃費を実現するZW310、ZW220、ZW140が毎日稼働している。
一日中建機がフル稼働する希望園様では機械のメンテナンスが重要であるため、日立建機日本のアフターサポートを利用して、建機の状況や修理時期を日々確認している。「急な故障などで作業が止まってしまうことがビジネスの命取りになるので、メンテナンスなどのサポートは本当に重要ですね」と購入後のアフターサポートも導入を継続している理由のひとつとなっている。
導入の効果
小回り・防錆・防塵・乗り心地から
楽しく作業効率向上
希望園様では搾乳をメインに行っており、24時間交代制ノンストップで稼働している。そのため、フリーバーン牛舎と大型ロータリーパーラー牛舎内の扇風機をはじめ、作業効率向上を図れるシステムを積極的に導入しており、そのひとつが日立建機のホイールローダだという。
酪農・畜産現場でも活躍しているこのホイールローダだが、低排出ガス・低騒音に加え、小回りが効いて、狭い場所での作業もスムーズに行うことができるため、牛舎内も素早く安全に移動しながら作業を行っていた。また、防錆・防塵にも優れており、堆肥作業で多くの牛糞やおがくずを運んでも安心だ。さらには、乗り心地や視界の良さからも作業効率が上がり、実際に現場の作業員の方々がすいすいと楽しそうに「ZWシリーズ」を操作している姿が印象的だった。
将来の展望
建機を活用し、
今後もおいしい牛乳づくりを目指す
「従業員が喜べる酪農をしていきたい」そう語る亀井さん。
しかし、酪農業ではにおい環境への課題もあるのが現実です。今後も規模拡大を目指す希望園様では「においの発生を抑えながら牛乳をたくさん生産していくことが目指す未来のひとつであり、そのためには処理や堆肥作業の数を増やしたり、牛舎の工夫が必要」と話します。
そうした中で、日立建機のホイールローダの存在は大きく、畜産専用のアタッチメントをつけると、さらに畜産業務の幅が広がると魅力を感じていました。
また、希望園様は市と電気業者、他の酪農家さんと協力をしながら2025年にバイオマス発電の稼働を目指し、環境保全への取組にも注力しています。
こうした環境への配慮と建機の活用を生かして、規模拡大やおいしい牛乳の生産に力を入れていく希望園様を今後も当社は応援していきます。