インタビュー
日本全国のHITACHIの重機を所有されている
皆様からの声を紹介いたします。
長野のおいしい果物づくりに
役立つ日立建機のZX10U
柳沢俊行様 日立建機のミニショベルZX10Uを導入している、長野県で農業を営む柳沢さんにお話を伺いました。
導入の目的
ショベルを所有する理由。植え付け・移植・
水はけ対策など多種多様な用途があった。
長野県長野市に全体で3haほどの果樹園を複数展開し、柳沢さんの祖父の代から70年以上にわたり林檎・ブドウなど約10種類の果物を生産している「かねた農園」様。標高550mの山地に本拠地を構え、国内生産量が最も多く、甘みと酸味のバランスが絶妙な「サンふじ」をメインに数多くの品種の林檎に加えてシャインマスカットなどのブドウを生産している。
リンゴ農園やブドウ棚で使用する適切なサイズのミニショベルを探し、日立建機のミニショベルZX10U-2を2021年に購入されました。
導入のポイント
「実は、ショベルは持っているんです。でも…」
購入する機械の選定に際しては、まずは自分で色々なホームページを見たり、農協に相談をしたりもしましたが、日立建機日本さんにお声がけした理由は、2019年10月の台風による千曲川氾濫の復旧工事で、多くのオレンジ色の機械を毎日のように見ていたことがきっかけです。日立建機さんの機械の色はやっぱり目立つ色ですよね。
実は先代の時代から、近隣の仲間業者と共同で購入したミニショベルが1台あったんです。
しかし、そのミニショベルはサイズが大きくて、なかなか入れる場所が少なく、リンゴやブドウ園での用途は限られてしまいます。
例えばブドウ棚。高さ約1m80㎝のブドウ棚の下をくぐりながら作業する必要があるのですが、ここでは大きすぎてそのミニショベルは使えません。
では適したサイズはどれくらいなのか、スペック表を見ているだけではどの機種が最適なのか分からない。そこで日立建機日本さんに相談させていただきました。
導入の決め手
購入を決めた理由は
「一緒に悩んでくれたから」
営業の方が実際に現場に足を運んでくれて、棚の高さ、座るシートの高さ、背もたれ、レバーの高さや座高など、カタログに表記が無い寸法も現場に合わせて親身に検証してくれました。色々なラインナップの中から、じっくり検討し比較することでジャストサイズの機種を提案いただき、日立建機のミニショベルの購入を決めました。
メンテナンスについては、部品供給体制もしっかりしており、オイル交換などの軽作業についてはアドバイスも頂けるので心配はありません。
また、日立さんのレンタルも活用しています。倉庫の拡張工事でコンクリートを打設した時にバイブレーターが必要になり相談したのですが、快く対応していただきました。重機以外も取り扱っているのでとても助かっています。この先も安心して付き合っていけると思っています。
将来の展望
この先も付き合っていけると確信。
今後は「手作業から機械化も」
ショベルに関しては、使う場面は少ない機材だと思っていましたが、「所有」することで多種多様な利用方法があることを再認識しました。土壌を耕す、植え付け、移植、堆肥、水はけ対策など、「ちょっとした作業」で使えることで非常に助かっています。春先の植え付け作業が用途のメインになりますが、品種によって収穫時期や植え付け時期が違いますので、季節を問わずに年間コンスタントに使用しています。これまで人力に頼っていた作業がミニショベルの導入により効率化され、生産性も向上したと思います。
今の農業については、世代交代や人員不足、台風、天候の影響など、特にここ数年は生産の難しさを感じています。機械化を進める事で、なるべく一日一日の業務効率を向上させることを意識しています。農業全体が魅力的な業界になることに少しでも貢献していきたいと思っています。